公務員試験の予備校を社会人向けに比較|働きながら選ぶ料金とサポート、5社+独学
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働きながら公務員試験を目指すと決めたとき、最初にぶつかるのが「予備校、どこにすればいいんだろう」という悩みです。
僕は元消防士として15年働き、その後市役所勤務も経験しました。今は働きながらの公務員受験について、独学の勉強法や情報を調べて発信しています。
この記事は、実際に講座を受講した体験談ではありません。各予備校の公式サイトの情報と、受講した人たちの口コミを調べてまとめたものです。「体験したふり」はしません。そのぶん、数字はできるだけ公式情報にもとづいて書いています。
迷ったら、ここだけ
- 費用をとにかく抑えたいならスタディング。社会人経験者パックは55,000円からで5社最安です
- 経験者採用は人物試験の比重が大きい傾向。模擬面接や添削の回数が「無制限」かをまず確認
- 独学なら参考書と模試でおよそ5万〜10万円程度。予備校の10分の1以下で済みます
結論から。タイプ別のおすすめ
先に、結論だけまとめます。忙しくてじっくり比較する時間がない人は、ここだけ読んでもらえれば大丈夫です。
- 面接や論文に不安が強い人:模擬面接や添削の回数が無制限に近い講座が向いています。アガルートやクレアールのサポートが手厚めです
- とにかく費用を抑えたい人:スタディングは社会人向けパックが55,000円からで、5社の中では価格が最も低い水準です
- 通学で講師に直接質問したい人:LECや大原は全国に校舎があり、通学と通信を選べます
- 合格したら費用を回収したい人:アガルートには条件付きの全額返金制度があります(後述する条件をよく読んでから選んでください)
もちろん、費用だけ・評判だけで決めるのはおすすめしません。次の章から、実際の料金とサポート内容を見ていきましょう。
5社の比較表(2026年8月31日に公式サイトで確認)
注意
料金・サポート内容は2026年8月31日に各社の公式サイトで確認したものです。表の価格は割引を含まない一般価格(税込)です。各社ともキャンペーンや価格改定があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。
社会人経験者採用を受ける人向けに、各社が用意している専用コースだけを並べました。一般枠向けのコースは外しています。
| 予備校 | 社会人経験者向けコースと一般価格 | 面接・論文サポート | 全額返金制度 | 通信/通学 |
|---|---|---|---|---|
| アガルート | 社会人経験者採用対策カリキュラム フル239,800円/ライト129,800円 |
フルは模擬面接・添削が無制限、論文添削5通 | あり(フル限定・条件付き) | 通信のみ |
| スタディング | 社会人経験者パック 55,000円〜 合格フルサポート版 110,000円〜 |
通常版は模擬面接・論文添削・オンライン質問が各3回。フルサポート版は無制限 | 確認できず | 通信のみ |
| クレアール | 社会人経験者スタンダード130,000円 特別区型115,000円/SPI・SCOA対応型100,000円 フルサポートオプション +40,000円 |
標準プランは論作文添削3回・面接シート添削3回・模擬面接3回。フルサポートは制限なし | 制度の記載なし | 通信のみ |
| LEC | 経験者採用専願コース 215,000円 (通学・通信とも同額。代理店価格205,000円) |
模擬面接「リアル面接シミュレーション」が回数無制限 | 確認できず | 通信・通学 |
| 資格の大原 | 経験者採用合格コース 205,700円 (初めての方は入学金6,000円が別途) |
論作文の個別添削指導、個別面接・プレゼン対策 | 確認できず | 通信・通学 |
出典(いずれも2026年8月31日に確認):
- アガルート 社会人経験者採用対策カリキュラム
- アガルート 合格・内定特典
- スタディング公務員講座
- クレアール 社会人経験者採用試験コース
- LEC 2027年合格目標 経験者採用専願コース
- 資格の大原 経験者採用合格コース
各講座を、もう少し詳しく見てみます
アガルート
働きながら受ける経験者採用試験に特化した「社会人経験者採用対策カリキュラム」があり、フルとライトの2種類です。フルは239,800円(税込)、ライトは129,800円(税込)でした(2026年8月31日確認、公式サイト)。
フルカリキュラムを選ぶと、模擬面接と面接カードの添削が回数無制限になります。経験者採用は人物試験のウェイトが大きいので、この手厚さは心強いはずです。
さらに、フルカリキュラムに限り、合格・内定して所定の書類を提出すると受講料が全額返金される特典があります。ただし条件があって、合格者インタビューへの顔出し出演が必要です。それが難しい場合は、お祝い金3万円のみの支給になります。申請期限は内定通知から2ヶ月以内。ここも忘れずに押さえておいてください(出典:アガルート合格・内定特典)。
アガルートについては、料金・評判・返金制度の条件をさらに詳しく調べた記事を別に用意しています。気になる方はそちらもあわせてご覧ください。
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働きながら受験する社会人向けのカリキュラム内容、料金、面接・論文サポートの最新情報は公式サイトで確認できます。
▶ アガルートの社会人経験者向け公務員講座を公式サイトで確認する
料金やキャンペーン内容は変更される場合があります。申込み前に公式サイトで最新情報と適用条件をご確認ください。
スタディング
5社の中で、価格がいちばん抑えられているのはスタディングです。社会人経験者パックは通常コースで55,000円から。模擬面接や論文添削がすべて無制限になる合格フルサポートでも、110,000円からでした(2026年8月31日確認、公式サイト)。
特徴は、スマホで完結する学習システムです。通勤中や休憩中の、ちょっとしたスキマ時間で講義動画を見られます。倍速再生やオフライン再生にも対応。まとまった勉強時間を確保しづらい人とは、相性がいいと思います。
一方で、通常コースは論文添削やオンライン質問の回数に上限があります(論文添削3回、オンライン質問3回など)。手厚いサポートを求めるなら、フルサポート版を検討する価値があります。
クレアール
社会人経験者向けに3つのコースを用意していて、志望先で選べる作りです。教養を広くやるスタンダードが130,000円、特別区に絞った特別区型が115,000円、SPI・SCOAだけで受ける人向けが100,000円でした。いずれも教材費込み・入学金不要です。
サポートは「標準サポートプラン」と「フルサポートプラン」の2段階です。コース価格に含まれるのは標準のほうで、論作文添削3回・面接シート添削3回・オンライン模擬面接3回。回数を無制限にしたいときは、フルサポートオプションを40,000円足す形になります(2026年8月31日確認、公式サイト)。社会人経験者向けには、スタンダード・特別区型・SPI対応の3タイプのコースが別途用意されています。価格はコースごとに個別ページで確認する形式でした。
「不合格でも延長できる」という保証は、働きながらで勉強時間が読みにくい人にとって、精神的な支えになりそうです。
LEC
LECは全国に校舎を持つ老舗で、社会人向けには「経験者採用専願コース」があります。一般価格は215,000円で、受講料の表を見ると通学でも通信でも同じ金額でした。代理店経由なら205,000円になります(2026年8月31日確認、公式サイト)。
社会人向けには「経験者採用専願コース」という論文・面接対策に重点を置いたコースもあります。模擬面接の「リアル面接シミュレーション」が回数無制限で受けられる点は、面接に不安がある人には心強い材料です。ただし、このコースの正確な価格は公式サイト上で個別に確認する必要があり、今回は一律の金額を確認できませんでした。気になる方は資料請求や無料受講相談で確認することをおすすめします。
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LECの通信講座は、仕事と両立しながら自宅で学びたい人向けです。講座内容、対象コース、最新の料金は公式サイトで確認できます。
▶ LECの通信講座
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講座内容や料金は変更される場合があります。申込み前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
資格の大原
大原にも「経験者採用合格コース」があります。一般価格は205,700円で、経験者論文対策・1次試験科目対策・面接試験対策・模擬試験がセットになった構成でした。学習スタイルは教室通学と映像通学が選べます。大原グループの講座に初めて申し込む場合、受講料とは別に入学金6,000円(税込)が必要です。
割引制度は充実しています。過去に本試験を受けたことがある人は20%OFF。6万円以上の講座を受講したことがある人には、さらに手厚い30%OFFの再受講割引もありました(2026年8月31日確認、公式サイト)。校舎で直接相談しながら決めたい人には合いそうです。
独学した場合の費用も見ておく
予備校を使わず独学で挑む場合、費用はぐっと下がります。教養科目・専門科目の参考書代、問題集代、論文や面接対策の本、模試の受験料をすべて合わせても、目安はおよそ5万円から10万円程度です。この金額感は、複数のサイトで内容が一致していました。
予備校の費用と比べると、10分の1以下で済む計算になります。そのぶん、学習計画を自分で組み立てる力と、面接対策を自力で用意する工夫が必要になってきます。「独学の具体的なやり方」については、別記事でくわしく扱う予定です。
働きながら選ぶときの4つの基準

比較表を見比べるだけだと、結局どれがいいのか迷ってしまうと思います。僕がおすすめしたいのは、次の4つの軸で自分の状況に当てはめて考える方法です。
1. スキマ時間で学習できるか
平日は仕事で、勉強できるのは通勤中や昼休みだけという人は多いはずです。スマホ完結で倍速視聴ができるか、講義が1本あたり短く区切られているかは、地味に効いてきます。
2. 面接・論文サポートの回数と質
経験者採用試験は、筆記より人物試験の比重が大きい傾向があります。模擬面接や添削の回数が「無制限」なのか「〇回まで」なのかは、必ず確認してください。回数が限られている場合、いつ使うかの計画も必要になります。
3. 価格と、払える上限
今回比較した5社の受講料は、5万円台から24万円台まで幅がありました。まずは「これ以上は出せない」という上限を自分で決めてから比較すると、迷いが減ります。
4. 返金・保証制度の条件を読む
「全額返金」という言葉だけを見て決めるのは危険です。対象コースが限定されていないか、顔出しインタビューのような追加条件がないか、申請期限はいつまでかを、契約前に必ず確認しましょう。
今日できることを、ひとつだけ。「4つの基準のうち、譲れないのはどれか」を1つ決めてみてください。それだけで、比較表の見え方がかなり変わってくるはずです。
よくある質問
Q. 働きながらでも本当に予備校に通えますか? 通信講座であれば、通学の時間が不要なぶん現実的です。ただし面接や論文の対策は自分で計画的に時間を確保する必要があります。
Q. 予備校と独学、どちらが受かりやすいですか? 一概には言えません。独学でも合格している人はいますし、予備校を使っても対策が不十分なら結果はついてきません。大事なのは、自分の弱点(面接が苦手・時間が足りないなど)を補える手段を選ぶことです。
Q. 複数の予備校を併用してもいいですか? 実際に、単科講座だけを組み合わせて使う人もいます。面接対策だけアガルートの単科講座を追加する、といった使い方も選択肢のひとつです。
Q. 料金は今後も変わりますか? はい。各社とも時期によって割引キャンペーンや価格改定があります。この記事の数字は2026年8月31日に確認したものなので、申し込み前に必ず公式サイトの最新情報を確認してください。
おわりに
予備校選びは、情報が多すぎて途中で疲れてしまう作業だと思います。それでも、比較する軸さえ決めてしまえば、あとは当てはめていくだけです。
働きながらの受験は、時間との戦いになる場面が多いはずです。だからこそ、講座選びに時間をかけすぎず、「これでいい」と決めたら早めに学習を始めることをおすすめします。
アガルートについては、評判や返金制度をさらに掘り下げた記事を用意していますので、よければあわせて読んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。あなたの受験勉強が、少しでも進めやすくなりますように。
▶ スタディングについてもう少し詳しく知りたい方は、スタディング公務員講座の評判を調査した記事にまとめています。